酸化というのは、物質が電子や水素を失う代わりに酸素を得るという反応のことであり、還元というのは、物質が酸素を失う代わりに電子や水素を得るという反応のことを指します。
ある物質の酸化還元電位というのは、その物質が、酸化と還元のうちのどちらの反応を、他の物質に起こさせやすいかということを読み取るために用いられる数値のことです。
ある物質が持っている、他の物質を酸化させようとする力の大きさと還元させようとする力の大きさとの差を、電位の差として表してあります。
表記する際に用いられる単位は、ボルトもしくはミリボルトです。
この数値がプラス側に大きければ大きい分だけ、その物質は他の物質を酸化させようとする力を強く持っているということを示しており、逆に、数値がマイナス側に大きければ大きい分だけ、その物質は他の物質を還元させようとする力を強く持っているということを示します。
ちなみに、酸化と還元の反応は表裏一体のものであるため、他の物質を酸化させた物質は還元され、他の物質を還元させた物質は酸化される、というように、2つの反応は同時に起こるものです。
つまり、他の物質を酸化させようとする力を強く持っているということは、その物質自体は還元しやすいということであり、他の物質を還元させようとする力を強く持っているということは、その物質自体は酸化しやすいということである、という風にも読み取れます。
このことも頭に入れておくと、酸化還元電位に関する理解が深まるのではないでしょうか。
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